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 ■南の島にも棲む  タテスジコバネコロギス  Metriogyllacris fasciatus  【コロギス科】
酷く乾燥した林床の枯葉の中に潜んでいました。

バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑によると,「・・・最近記載された種で,対馬,八丈島,吐噶喇列島から知られるが,分布や生態はあまりよく分かっていない・・・」そうです。

このような変わった分布をする昆虫は少なからずいて対馬の昆虫相の特徴の一つとなっています。恐らく,暖流の影響を受けているものと思われます。
 ▲タテスジコバネコロギス Metriogyllacris fasciatus (Ichikawa, 2001) 2017.09.29 対馬市峰町
▲タテスジコバネコロギス Metriogyllacris fasciatus (Ichikawa, 2001) 2017.09.29 対馬市峰町 

▲タテスジコバネコロギス Metriogyllacris fasciatus (Ichikawa, 2001) 2018.09.12 対馬市厳原町
▲タテスジコバネコロギス 2018.09.12 対馬市厳原町 ▲タテスジコバネコロギス 2018.09.12 対馬市厳原町

宿主であるタテスジコバネコロギスの死とともに体外に出て来た寄生虫…。 線虫メルミスと思われます。
▲タテスジコバネコロギス Metriogyllacris fasciatus (Ichikawa, 2001) 2018.09.15 対馬市厳原町