■美しい天道虫騙し  タイワンオオテントウダマシ Eumorphus quadriquttatus (Illiger)  【テントウダマシ科】
わずか10数ミリあまりの小さなテントウダマシですが,その美しさは目を見張るものがあります。 もっとも,テントウダマシの仲間では大型種となります。
羽は写真では黒っぽく見えますが,太陽光の下で見ると深い藍色をしています。 その中に橙色の4つの紋が鮮やかです。

対馬ではそれほど得難いというほどでもありません。林内の倒木の上を歩いているのを時々見かけますし,灯火にも飛来します。
近年,九州の宮崎市周辺でも見つかっていますが,おそらく対馬からの人為的な移入だと思われます。 対馬以外では,台湾や中国に分布しています。
▲シイタケのホダ木上を歩く  2012.08.15    ▲腿節の1/2が赤く,南国育ちを感じさせます 2013.05.30
 
 2012.08.15    2012.08.12

  
2012.08.12
 
 
林道脇に並べられたシイタケのホダ木にタイワンオオテントウダマシの幼虫や成虫が見られました。 

幼虫は保育社の甲虫図鑑Tに記載されている手書き図からは想像できないモノトーン的色彩をしていました。 まるで,ナウシカの世界にでも出てきそうな雰囲気を漂わせています。
▲棘はたぶん13対   2012.08.12     ▲秀麗幼虫でしょう  2012.08.12 
 
 ▲脚は単純な棒状  2012.08.12      ▲若齢と終齢で色彩パターンは変わりません  2012.08.12
 
 
   
 
2012.08.12 
 
▲ホダ木に付着した菌類を食べていると考えられています  2012.08.12     2013.05.30