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 ■小さい体で強力なフラッシュ光を放つ  ツシマヒメボタル  Luciola tsusimana  【ホタル科】
全島の山間部に広く生息する陸生のホタル。 大陸に分布するパパリボタルにきわめて近縁だといわれています。

最近のDNA解析による研究によると,
パパリボタルHotaria papariensi Doi  と ツシマヒメボタル
Hotaria(Luciola) tsusimana Nakaneは ウンモンボタルHotaria unmunsana Doi と同一種である可能性が指摘されています。
そうであれば,ツシマヒメボタルはウンモンボタルの原名亜種か対馬亜種ということになり本種は大陸系種へ移動しなければなりません。
(蝋燭蛍さんご教示)

最新知見

最近のDNA解析による研究では,パパリボタルHotaria papariensi Doi と ツシマヒメボタルHotaria(Luciola) tsusimana NakaneはウンモンボタルHotaria unmunsana Doi と同一種である可能性が指摘されています。

そうであれば,ツシマヒメボタルはウンモンボタルの原名亜種か対馬亜種ということになります。

前胸背板の斑紋パターンなどの成虫の各部形態が精査され,本種が「L. unmunsana」であることが記載されました。和名は従来どおりツシマヒメボタルを採用しています。(Itsuro KAWASHIMA,2020)
▲ツシマヒメボタル Luciola (Hotaria) tsushimana Nakane, 1970 2013.06.06 対馬市厳原町 
 
▲ツシマヒメボタル 2013.06.06 対馬市厳原町    ▲ツシマヒメボタル 2013.06.06 対馬市厳原町 

  
   
発生期は6月上旬からで中旬〜下旬に最盛期を迎えます。 特に美津島町加志の太祝詞神社(ふとのりとじんじゃ)は多くの個体が発生することで知られています。

体長8ミリ程度の小さなホタルですが,発光はフラッシュ光でおよそ1分間に80回発光します。 見頃は22時〜23時。
 
▲ツシマヒメボタル Luciola (Hotaria) tsushimana Nakane, 1970 2006.06.15 対馬市美津島町
 
▲ツシマヒメボタル 2006.06.15 対馬市美津島町    ▲ツシマヒメボタル 2006.06.15 対馬市美津島町 
 
 
   
 
▲ツシマヒメボタル Luciola (Hotaria) tsushimana Nakane, 1970 2007.06.09 対馬市美津島町 
 

   
 
▲ツシマヒメボタル  2025年6月4日 対馬市厳原町産 2021.06.06 対馬市厳原町産
▲ツシマヒメボタル Luciola (Hotaria) tsushimana Nakane, 1970









 ■資料画像
▲ツシマヒメボタル Luciola (Hotaria) tsushimana Nakane, 1970    2013年6月6日 対馬市美津島町
▲ツシマヒメボタル Luciola (Hotaria) tsushimana Nakane, 1970    2013年6月6日 対馬市美津島町 
 
▲ツシマヒメボタル Luciola unmunsana Doi, 1931  2025年6月4日 対馬市厳原町
 
▲ツシマヒメボタル Luciola unmunsana Doi, 1931  2025年6月21日 対馬市厳原町    ▲ツシマヒメボタル Luciola unmunsana Doi, 1931  2025年6月21日 対馬市厳原町 
     
2016.06.18 対馬市厳原町産 2018.06.12 対馬市厳原町産
   
2019.06.08 対馬市美津島町産     
▲ツシマヒメボタル Luciola (Hotaria) tsushimana Nakane, 1970