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チャイロハチモドキハナアブ(和名新称) Sphiximorpha rachmaninovi Violovitsh, 1981 |
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【2017/12/2 追記更新】 2008年4月に撮影したSphiximorpha 属の日本未記録のハナアブ(市毛・境 2008)について,種名が判明し和名(新称)が与えられました。 ●市毛・境 (2008) 日本からのSphiximorpha 属の記録. はなあぶ(27):1 ●市毛・坂田 (2017) 京都で見つかったチャイロハチモドキハナアブ(和名新称) はなあぶ(44):109-111 本種は自宅庭で撮影したのですが,背面からだけの撮影であったため属までの確定にとどまっていました。 今回,京都府舞鶴市でスズメバチ調査のために設置されたペットボトルトラップに入った1個体が採集されました。 現在のところ分布は,極東ロシア(沿海地方南部?),中国,韓国で日本では対馬・本州(京都府)ということになります。 ムツボシナガハナアブの分布と類似したものを感じますが暖流の影響を受けているのかもしれません。 発生期は4月〜5月と思われますので,この時期は要注意です。 |
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■標本画像 | |
(背面) | (腹面) |
(側面) | (顔面) |
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■生態画像 | |
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2008.04.27 対馬市厳原町久田 |
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