長崎県本土及び主な島嶼のヘビ類の生息状況を図に表しています。
【対馬のヘビ相の特異性】
一見して分かるのが対馬のヘビ類の貧弱さです。
わずか3種しか生息していなく,他地域と共通なのはアオダイショウだけです。
その他の2種は大陸系のアカマダラと特産種のツシママムシということになります。
アオダイショウは最も普通のヘビで全島に広く生息しています。 このヘビが日本固有のヘビであることはあまり知られていないのではないでしょうか。
対馬の生物の中の「日本系種」といえます。
本種の幼蛇をしばしばツシママムシやヒバカリと間違う人がいます。 対馬にヒバカリはいません。
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■生態画像 |
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▲アオダイショウ Elaphe climacophora (BOIE, 1826) 2015.06.21 対馬市豊玉町 |
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▲アオダイショウ Elaphe climacophora (BOIE, 1826) 2009.08.29 対馬市美津島町 |
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▲アオダイショウ Elaphe climacophora (BOIE, 1826) 2019.09.25 対馬市豊玉町 |
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■生態動画 |
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