■壱岐にも生息する ツシママダラテントウ Epilachna chinensis tsushimana  【テントウムシ科】
中国大陸に生息する「シナマダラテントウの亜種」とされています。 ところが,和名はツシママダラテントウが使用されることが多いようです。 近年,壱岐からも記録がありますが,もともと分布していたのか,対馬から侵入したのかは不明…。

保育社図鑑では寄主植物はウリ科と記載されていますが,成虫が見つかるのはヘクソカヅラ(アカネ科)です。
 ▲ヘクソカヅラに付くツシママダラテントウ  2009.08.17
 
 ▲体表が毛で覆われているため光を反射します  2009.08.17    2009.08.17
 
 2009.08.17    ▲アブラムシを狙う  2009.08.17
 
  
   
ツシママダラテントウについて,ちょっとだけネット上での情報収集してみました。

Wikipedia
ツシママダラテントウ Epilachna chinensis tsushimana
シナマダラテントウの亜種とされ、日本では対馬でのみ見られる。アカネ科植物の葉を食べる。
 

「日本の重要な昆虫類」(環境庁,1982)の和名の整理2
シナマダラテントウ→亜種ツシママダラテントウ Epilachna chinensis tsushimana
日本では長崎県対馬だけに分布し特産亜種として区別されている。亜種和名としてはツシママダラであるが、原名亜種は中国に分布することから、種全体の和名としてはシナマダラテントウが適切である。


海と山のステッピングストーン
短い登山の途中に,ようやくツシママダラテントウがネット に入った.大陸に産し,日本では対馬だけにしかいない種類である.ウリ科につくというから,昨日から畑ばかりをさがしていたが,どうやら林にすむものらし い(注:片倉晴雄(1994)によれば,ウリ科ではなく,ヘクソカズラにつくとのこと).実は,このマダラテントウの生きた姿に接するのは今回が初めてで はなく,1997年初夏に中国陜西省で出会っている.対馬のものは分類上,中国のものの亜種として扱われている。 


今坂正一とE-アシスト 壱岐の調査 その1 海岸編
駐車スペースの山側の林縁を叩いていましたら、食痕のあるツルを発見し、注意深く探すと、ツシママダラテントウ Epilachna chinensis tsushimana (Nakane et M. Araki)が見られました。大陸と、国内では対馬と壱岐の分布が知られています。壱岐では全島に広く見られるようです。