2004年 対馬のむしムシ採集・観察記

採集・観察日(天気)
2004.4.11(晴)
  
採集・観察地
 A:上県町瀬田(目保呂ダム)
 B:上県町樫滝 
 C:
以前,環境アセスで生物調査をした目保呂(meboro)ダムは完成したのだろうか?

●これは…何と!




















































































●今夜も街灯ウォッチング
午後時間がとれたので,近くの目保呂ダムにだかけることにする。

ここは,国道から瀬田方面に入る奥深いところにあって,昔は昆虫の好生息地であった。

ダム建設の話が持ち上がってしばらくしたころ,当時の「対馬生物研究会」のメンバーで生物調査を行ったことがある。

夕刻,オニグルミの樹上高くを飛ぶ,正体不明のシジミチョウを見たのだが,そのとき以来,気になっていた場所であった。


たぶんコバノミツバツツジ(A)


さて,果たしてどんなダムができているのか?



なかなかのもの…。


貯水池は思ったより広く,周辺を車で一周してみたが走りがいがあった。


余暇のための施設を整備されていて,バーベキューを楽しんでいる家族づれも見られたし,在来種ツシマウマ(対州馬)の草競馬みたいなものも,島興しイベントとして行われていることを,後で知った。


貯水池の山手奥に旧道を見つけた。車1台がどうにか走る程度の道である。

行けるところまで突っ込んでみたが,観察できたのはキチョウ・ムラサキシジミだけであった。


蜂洞 ニホンミツバチの養蜂? 対馬各地で見られる


あんぼう(虫友)さんの話では,秋口にはアサギマダラやミドリヒョウモンが見られるらしいので,楽しみにしておこう。



午後8時過ぎ,いつもの場所へ…。

ニコン4500にリングストロボをつけて撮影することにする。

















産地はすべて樫滝。
同定は,落ちついてやることにしよう…。




■チョウの採集・目撃記録■

 〈上県町目保呂〉

 採集・・・なし

 目撃
 ・ツマキチョウ 数頭♂
 ・キチョウ 多数
 ・ムラサキシジミ 数頭(越冬個体)
 ・コミスジ 1頭(初見)