2004年 対馬のむしムシ採集・観察記 | ||||||||||||||
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●これは…何と! ●今夜も街灯ウォッチング |
午後時間がとれたので,近くの目保呂ダムにだかけることにする。 ここは,国道から瀬田方面に入る奥深いところにあって,昔は昆虫の好生息地であった。 ダム建設の話が持ち上がってしばらくしたころ,当時の「対馬生物研究会」のメンバーで生物調査を行ったことがある。 夕刻,オニグルミの樹上高くを飛ぶ,正体不明のシジミチョウを見たのだが,そのとき以来,気になっていた場所であった。 たぶんコバノミツバツツジ(A) さて,果たしてどんなダムができているのか? なかなかのもの…。 貯水池は思ったより広く,周辺を車で一周してみたが走りがいがあった。 余暇のための施設を整備されていて,バーベキューを楽しんでいる家族づれも見られたし,在来種ツシマウマ(対州馬)の草競馬みたいなものも,島興しイベントとして行われていることを,後で知った。 貯水池の山手奥に旧道を見つけた。車1台がどうにか走る程度の道である。 行けるところまで突っ込んでみたが,観察できたのはキチョウ・ムラサキシジミだけであった。 蜂洞 ニホンミツバチの養蜂? 対馬各地で見られる あんぼう(虫友)さんの話では,秋口にはアサギマダラやミドリヒョウモンが見られるらしいので,楽しみにしておこう。 午後8時過ぎ,いつもの場所へ…。 ニコン4500にリングストロボをつけて撮影することにする。 産地はすべて樫滝。 同定は,落ちついてやることにしよう…。 ■チョウの採集・目撃記録■ 〈上県町目保呂〉 採集・・・なし 目撃 ・ツマキチョウ 数頭♂ ・キチョウ 多数 ・ムラサキシジミ 数頭(越冬個体) ・コミスジ 1頭(初見) |