Agrilus euonymi
マサキナガタマムシ
タマムシ大図鑑★★★
 ■標本画像
カラスザンショウの花を掬って落ちてきました。
斑紋的にはマサキナガタマムシ、またはツシマナガタマムシと当たりを付けました。 体長6.5mmなのでツシマナガタマムシは却下。 内側髏が大きく膨れ、側髏のまん中付近に達していることでマサキナガタマムシとしました。
前胸腹板突起は図示されていないので説明文ではよく分かりませんでしたが、月刊むしのタマムシ特集号(NO.537)で示されたパターンCに合致するのでよしとしましょう。

ちなみに本種の対馬の記録は、大図鑑には載っていませんが月刊むしのナガタマムシの分布一覧には黒丸がしっかりとついていました。
2020年7月26日 対馬市上県町産 2020年7月26日 対馬市上県町産
 
2020年7月26日 対馬市上県町産    2020年7月26日 対馬市上県町産 
 
   
   
2016年7月20日 対馬市上県町産    2016年7月20日 対馬市上県町産 
 
2016年7月20日 対馬市上県町産    2016年7月20日 対馬市上県町産 
     
     
     
     
     


 ■生態画像
タマムシ大図鑑の著者である福富宏和さんにご教示いただきました。 
ツシマナガタマムシにも似ているが前胸内側隆線が強く湾曲しているのでマサキナガタマムシ」であると教えていただきました。 
2013年7月9日 対馬市上対馬町
2013年7月9日 対馬市上対馬町
 

   

 ■資料画像 
 
2016年7月20日 対馬市上県町産    2016年7月20日 対馬市上県町産 
   
2016年7月20日 対馬市上県町産     
 
   
 
2018年7月15日 対馬市上対馬町産    2018年7月15日 対馬市上対馬町産